たるみ・しわ

今回は、肌の若返りを目指している方に向けて、お金をかけずに内外両面からケアできる方法から肌の若返りにおすすめな施術内容をご紹介します。

肌,若返り

「ふと気が付いたら肌にハリがなくなっていた…」「いつのまにかシミとシワができていた…」気がついたときはショックですよね。でも大丈夫!正しいケアをすることで、肌の若返りが目指せます。肌老化して見える原因には、シミやシワ、たるみなど様々ありますが、正しいケアをすることによって、若返りを目指すことができます。
今回は、肌の若返りを目指している方に向けて、日常生活でできるセルフケアから、クリニックでの治療法をご紹介します。

肌の若返りに逆効果!?肌が老化してしまう主な原因

肌が老化してしまう主な原因

 

なにごとも原因を知っておくことはとても大事!まずは肌が老化してしまう原因を紹介します。

外的要因

紫外線

肌の老化は加齢が原因だと思っていらっしゃる方も多いかもしれません。実は、肌が老化する8割の原因は紫外線なのです。夏だけではなく冬もふりそそぎ、曇りの日であっても、晴天時の約60%の量と言われています。紫外線を浴びた肌は、自らメラニン色素を産生して肌を守ろうとします。その結果黒いシミができてしまうのです。紫外線にはUVA・UVB・UVCの3種類がありますが、その中でも9割を占める波長の長いUVAは、窓ガラスなども通り抜けて肌の真皮層まで傷つけてしまうとても厄介者です。

過剰なスキンケア

毎日メイクや肌の汚れを落とすことはとても大事ですが、肌を保護する皮脂膜まで落としてしまうと肌はダメージを受けてしまいます。スキンケアをしているつもりが、逆に肌の老化の原因になっていた…というケースも珍しくありません。

低温度・低湿度の状態にさらされている時間が長い

肌が低温度・低湿度にさらされている時間が長いと、老化を早めてしまうことがあります。(参照:美容皮膚科学事典)

内的要因

加齢

肌の老化の最大の原因はやっぱり加齢。年齢を重ねると、血管やコラーゲン線維が衰え、肌のハリがなくなります。また肌のバリアになる皮脂の分泌量も減っていくため、肌に潤いがなくなっていきます。

糖化

老化を加速させるのが糖化です。食事で糖を摂りすぎると、血中の糖と体内のたんぱく質が結びついて、細胞が劣化してしまいます。肌の糖化はシミ、シワ、くすみを増やすだけでなく、糖化によって作られたAGEsという物質により病気の原因にもなります。

生活習慣

運動不足、ストレスの多い生活、食生活の乱れ、不規則な睡眠や睡眠不足などは、肌の老化に直結します。「たまになら…」と夜更かしをしたり暴飲暴食をしたりすることもあるかと思いますが、肌へのダメージは着実にたまってしまいますのでご注意ください。

肌の若返りを目指すセルフケア|外面美容編

お金をかけずできる肌の若返りケア|外面美容編

スキンケアの基本「保湿」が重要

スキンケアの基本は「保湿」です。正しく保湿をすることで肌の水分量が増え、お肌の表面を覆う皮脂膜がバリアの役割を果たしてくれます。肌の水分量が増えることで得られる効果は大きくふたつ。ひとつは外的刺激から肌を守ってくれること。もうひとつは肌のダメージの回復がはやくなることです。年齢を重ねると皮脂分泌量や肌の水分量は減ってしまうので、しっかりと保湿しましょう。

【化粧水のつけ方】

1内側から外側に向かって化粧水を顔全体に塗る

2指の腹や手のひらを使い、やさしくパックするイメージで顔を抑え化粧水をなじませる

また、化粧水で保湿した肌をキープする「保水」も重要です。スクワランやホホバオイルなどが配合された美容液などで潤ったはだに「フタ」をしてあげることが大切です。

刺激の少ないクレンジング・洗顔を選ぶ

皮脂や肌の汚れをしっかり落としていくことは大切ですが、注意すべきことは洗浄力が強すぎるクレンジングを使用することです。肌を守ってくれる皮脂まで落としてしまうと、逆に肌にダメージを与えることになります。手間がかかっても洗浄力の強すぎないクレンジングで優しく丁寧に洗いましょう。ファンデーションを、石鹸だけで落とすことができる「ミネラルファンデーション」に変えることも方法のひとつです。

紫外線から肌を守る日焼け予防

紫外線対策はとても大事です。夏のレジャーで浴びることが多いUVB(肌の表面で吸収されシミ・そばかすの原因になる紫外線)ケアも大切ですが、日常生活をしている上で浴びてしまうUVA(真皮まで届く。シミ・しわ・たるみの原因になる紫外線)をいかに防ぐかで紫外線ケアは左右されます。

日の当たるところで長時間過ごさないことはもちろん、日焼け止めも活用していきましょう。日焼け止めは大きく分けると紫外線吸収剤と紫外線散乱剤のふたつがあります。一般的には紫外線散乱剤の方が肌に優しいといわれていますが、どちらにもメリットデメリットがあります。

紫外線吸収剤

・紫外線を吸収する

・紫外線散乱剤よりも紫外線を透過させないメリットがある

・紫外線散乱剤よりも肌の負担は大きい

紫外線散乱剤

・紫外線を外に散乱させて肌を守る

・紫外線吸収剤よりも紫外線を透過させない力が弱い

・紫外線吸収剤よりも肌の負担は少ない

また、日焼け止めを使うときには、目的や場所に応じた数値のものを選ぶことも重要です。SPF値はUVBを防ぐ力を表し、UVAへの防御力はPA値として記載されています。普段から常に高い数値のものを使用することは、肌への負担にもつながるのでおすすめできませんが、屋外でのレジャーなどではSPF50以上、PA値++++以上の日焼け止めの使用をおすすめします。効果が長続きする日焼け止めはその分肌のへの刺激も強くなる傾向があります。肌のへの刺激が少ない日焼け止めをこまめに塗りましょう。

肌の若返りを目指すセルフケア|内面美容編

お金をかけずできる肌の若返りケア|内面美容編!

腸をきれいにする

腸は、植物で言えば「根」。人間は腸で吸収した栄養が肌だけではなく、内臓、骨、爪、髪の毛一本まで作ります。下痢や便秘など、腸の状態が良くないと、そこから作られる肌の状態も悪くなってしまいます。腸をきれいにするためには、まず腸の温度を下げるような冷たいものの摂取はやめましょう。腸の温度は37度。それ以下の温度になると腸の働きが鈍ってしまいます。また不溶性の食物繊維を意識して摂りましょう。不溶性の食物繊維は腸の中の汚れを掃除してくれるだけでなく、腸内細菌の善玉菌のエサにもなってくれます。不溶性の食物繊維はごぼうや玄米、キノコ、豆類に多く含まれます。

食生活の見直し

食生活は内面美容ケアで一番大事です。おなかいっぱい食べすぎないこと、肉類だけを食べ過ぎないこと、バランスよく食べることなどを心がけましょう。乳酸菌を増やすために発酵食品を多く摂るのもおすすめです。

【積極的にとりたいもの】

  • 良質なタンパク質(魚、肉、たまご、大豆など)
  • ビタミンC(ビーマン、レモン、じゃがいもなど)
  • ビタミンA(レバー、にんじん、かぼちゃなど)
  • ビタミンB2(レバー、うなぎ、牛乳)
  • ビタミンB6(カツオ、マグロ、さんま、バナナなど)
  • ビタミンE(アーモンド、かぼちゃなど)

参照:美肌美人栄養学

軽い運動を取り入れる

大人になると運動習慣がなくなりがちです。体の代謝を高めるためにも、軽く汗をかく程度の運動を習慣づけましょう。週に2〜3回、1日30分程度が目安です。運動をすることで血流が活性化し肌のつやがよくなるだけでなく、ホルモンバランスも安定するので吹き出物やシミ、シワへの対策にもつながります。

筋肉不足を防ぐ

男性より筋肉量が少なめの女性が悩むのが「むくみ」です。体に栄養や酸素、熱を運ぶ血液は心臓というポンプがあります。しかし体の汚れを回収するリンパ液は心臓のようなポンプがありません。リンパ液は筋肉の収縮活動によってのみ流れます。筋肉の量が少ないとリンパ液がなかなか流れず、体がむくみやすくなってしまいます。がっつりと筋肉を鍛える必要はありませんが、意識して筋肉を動かすストレッチなどを生活にとりいれましょう。

エイジングケアサプリメント

食事だけでは摂りきれない足りない栄養を補うためにもサプリメントは大事です。特にビタミン、酵素、食物繊維は積極的に摂りましょう。サプリメントは飲むタイミングも大事です。サプリは食前より食後に飲むのがおすすめ。食後30分以内にサプリメントを飲むと食べ物と一緒に吸収されるため吸収率がぐんとアップするといわれています。

肌の若返りが目指せる美容クリニックでの治療

美容クリニックでも肌の若返りが目指せる

最後におすすめしたいのは短期的に肌の若返りが目指せる美容クリニックでのケアです。日常生活でのケアと美容クリニックでのケアを組み合わせて、肌の若返りを目指しましょう。

HIFU

HIFUとは、高密度焦点式超音波という技術を使ったリフトアップ治療器で、代表的なものに「ウルセラ」があります。これまで手術でしかアプローチができなかった皮膚の奥にあるSMAS層(筋層)にまで熱エネルギーを届けることができ、緩んだ筋膜を引き締め肌を土台からリフトアップします。メスは一切使用しません。たったの1回でリフトアップ手術と同等の効果を実感できると言われています。効果は2~3ヶ月後に最大となり、約半年間はその効果が持続するといわれています。

ハイフ(HIFU)の治療が受けられる東京都内の美容クリニック一覧

タイタン

タイタンとは遠赤外線の光を使用して、真皮層の強力な引き締めと長期的なコラーゲン生成によりしわの改善を行う施術のことです。1回でも変化を感じられますが、3回以上照射すると効果がさらに持続します。この次にご紹介するヒアルロン酸注射と併用することで、部分的なシワの改善もできます。

タイタンの治療が受けられる東京都内の美容クリニック一覧

 

ヒアルロン酸注射

肌にヒアルロン酸を直接注入する施術です。加齢による凹みやしわになっている部分に注入することで、顔全体の若返りを可能にします。ヒアルロン酸の種類や注入する部位にもよりますが、通常の持続期間は半年から2年程度と言われています。即効性があるとともに、顔全体のバランスを整えることで自然な若返りができると人気の施術です。

ヒアルロン酸注射の治療が受けられる東京都内の美容クリニック一覧

水光注射

水光注射はヒアルロン酸を中心とした美容成分を先に小さな針がついた電動の専用マシンで一定に肌に注入する方法です。内側からみずみずしさと潤いを与え、ツヤとハリのある肌が目指せます。自然な小じわやくすみの対策、肌が1トーン明るくするといったこと悩みを抱えている方にもおすすめです。

水光注射の治療が受けられる東京都内の美容クリニック一覧

 

フォトRF

フォトRFは光エネルギーのIPLと高周波のダブル照射で、シミやそばかす、くすみといった肌表面のトラブルを改善するとともに、肌の奥にある真皮層のコラーゲンを熱で刺激することで、コラーゲンの再生を促し、ハリや弾力を取り戻すことができる施術です。肌のキメが整い、くすみのないふっくらとした肌が目指せます。他にも赤ら顔や毛穴の開きなどにも効果を発揮します。

イーライトSR/SRA(フォトRF)の治療が受けられる東京都内の美容クリニック一覧

まとめ:肌は生活スタイルの結果があらわれる

肌はそのときの体調なども反映されますが、なによりも普段の生活スタイルの積み重ねが肌にあらわれます。肌にトラブルがあらわれたら、まずは体に負担をかけていないか、無理をしていないかを振り返ってみてください。

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