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酷暑の肌の不調は屋内だけではない 内勤女性も約8割、外勤をわずかに上回る、汗の刺激に悩む外勤、べたつきと乾燥が重なる内勤  花王が調査結果

カレンダー2026.7.12 フォルダー 国内
空調の効いたオフィスでパソコン作業をする女性。

酷暑期は内勤でも、冷房環境や通勤時の暑さなどにより、乾燥や潤い不足などの肌の不調を感じることがある。画像はイメージ。(出典:Adobe Stock)

 夏の肌の不調は、強い日差しや高温にさらされる屋外だけの問題ではないようだ。

 花王ビューティリサーチ&クリエーションセンター(BRCC)が2026年6月、働く女性を対象に実施した調査結果を報告した。

8割超が肌の不調

オフィスで複数の女性がパソコンを前に会話している様子。

働く環境によって、酷暑期の肌悩みの内容は異なる。画像はイメージ。(出典:Adobe Stock)

  • 内勤でも8割超が不調→ 酷暑期、顔の肌の不調は、外勤だけでなく空調下で過ごす内勤者にも多く見られた。
  • 働く女性551人を調査→ 外勤者と内勤者に分け、夏の肌状態やメイクの悩みを比較した。
  • 屋内も油断できない→ 通勤時の暑さや汗に加え、冷房による乾燥や冷えも肌負担になる可能性がある。

 夏の肌対策では、紫外線や汗、皮脂への対応に関心が集まりやすい。一方、屋内で仕事をしている内勤者は通勤時に暑さや汗の影響を受けた後、冷房の効いた室内で長時間を過ごすことになる。

 今回の調査は、こうした働く環境の違いに着目。花王は2025年9月、20~30代の働く女性551人を対象にウェブアンケートを実施した。

 内訳は、業務中に一定時間屋外で過ごす外勤者241人と、屋外に出ることがほとんどなく、主に空調下で過ごす内勤者310人だった。

 さらに、2026年1~2月には、20~40代女性40人へのインタビュー調査も行った。

外勤は汗の刺激、内勤は乾燥も

オフィスで電話対応をしながらパソコンを見る女性。

内勤者でも、通勤時の暑さや汗、冷房による乾燥などで肌の負担を感じることがある。画像はイメージ。(出典:Adobe Stock)

  • 外勤は汗の刺激→ 汗によるピリつきやかゆみ、肌への負担が目立った。
  • 内勤は乾燥とくすみ→ べたつくのに潤いがない、乾燥する、くすみやくまが目立つといった悩みが多かった。
  • 老化への影響も意識→ 約9割が、酷暑期は肌に負担を与え、老化にも関わると考えていた。

 顔の肌について「不調を感じた」「やや感じた」と答えた割合は全体で81.8%で、外勤80.5%、内勤82.9%と大きな差はなかった。

 最も多かった悩みは「汗で肌がべたつく」で、外勤51.5%、内勤52.6%と半数を超えた。

 不調の内容を詳しく見ると、働く環境による違いが表れた。外勤者では「汗による肌への負担を感じる」が21.6%、「汗で肌がピリピリしてかゆい」が11.6%。それに対して、内勤者では「肌がべたつくのに潤いがない」が33.9%、「肌が乾燥する」が28.7%、「くすみやくまが目立つ」が24.5%、「肌が冷えている」が15.5%。汗や皮脂によるべたつきとともに、乾燥感も問題になった。

 メイクに関する困りごとを感じた人も、全体の71.2%に上った。特に「汗でベースメイクがくずれやすい」は65.0%と多かった。外勤者ではアイメイクや眉メイクまでくずれやすい傾向があった。

 「酷暑期は肌に負担があると思う」と回答した人は90.4%、「肌の老化に影響すると思う」は88.5%。

 通勤や職場環境を含めた日常の肌状態を確認することが、適切なスキンケアを考える手掛かりになる。

参考文献

【酷暑期|花王BRCC調査】オフィスでも油断禁物? ――内勤でも8割以上が顔の肌の不調を実感 外勤は汗による刺激、内勤は乾燥や肌の冷えが目立つ傾向
https://www.kaobeautybrands.com/content/dam/sites/kanebo/www-kaobeautybrands-com/pdf/press-release/2026/260610_1_release.pdf

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ヒフコNEWS編集長。ステラ・メディックス代表 獣医師/ジャーナリスト。東京大学農学部獣医学課程を卒業後、日本経済新聞社グループの日経BPで「日経メディカル」「日経バイオテク」「日経ビジネス」の編集者、記者を務めた後、医療ポータルサイト最大手のエムスリーなどを経て、2017年にステラ・メディックス設立。医学会や研究会での講演活動のほか、報道メディアやYouTube『ステラチャンネル』などでも継続的にヘルスケア関連情報の執筆や情報発信を続けている。獣医師の資格を保有しており、専門性の高い情報にも対応できる。

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