世界各国の美容医療・アンチエイジング分野の医師が集まる「AMWC Japan 2026」が2026年9月12日、東京で開幕した。会期は13日までの2日間。
2022年に日本で初開催されたAMWC Japanは今回で5回目。初日の講演では、肌質改善、J BeautyとK Beautyの比較、クリニック経営など幅広いテーマが議論された。
109人の演者、海外からが半数以上

AMWC Japan 2026では、109人の演者のうち半数以上を海外の医師が占めた。(撮影:編集部)
- 国際学会→AMWC Japan 2026は2026年9月12日に東京で開幕し、世界各国から美容医療やアンチエイジング分野の医師が集まった。
- 大会規模→公式サイトでは55カ国以上、109人の演者、80社を超える出展を掲げ、演者の半数以上を海外の医師が占めた。
- 会場を拡大→2026年は講演会場を5会場に増やし、AI同時通訳も導入するなど、海外の講演に触れやすい環境が整えられた。
AMWCは「Aesthetic and Anti-Aging Medicine World Congress」の略で、美容医療とアンチエイジング医学の最新情報を扱う国際医学会シリーズ。
AMWCの中心的な大会はモナコで開催され、日本のほかにも世界各地へ展開している。AMWC Japanの公式サイトによると、2026年3月にモナコで開催されたAMWC本大会には1万7688人が参加し、507人が登壇、350社を超える企業が出展した。
日本では2022年11月に第1回が開催された。2026年のAMWC Japan公式サイトでは、大会の「FIGURES」として「55カ国以上」「109人の演者」「80社超の出展」を掲げる。109人の演者のうち、半数以上を海外の医師が占める。
今年は講演会場を一つ増やして計5会場とし、展示エリアを拡大した。さらにAIによる同時通訳を導入し、英語、韓国語、中国語、タイ語、フランス語など38言語で講演を聞けるようにした。日本にいながら各国の医師による講演にアクセスしやすい環境を整えた。
肌や組織の質を長く保つ美容医療へ

AMWC Japan 2026の講演会場。2026年は講演会場を5会場に拡大し、幅広いテーマで議論が行われた。(撮影:編集部)
- 美容医療の方向性→大きく見た目を変えるだけでなく、本人らしさを残しながら肌や組織の状態を整える考え方が目立った。
- 注目キーワード→韓国の美容医療を巡る講演では、「予防」「自然さ」「glass skin」「長期的な健康」などが示された。
- 長期的な視点→色素治療やクリニック運営でも、一時的な変化ではなく、肌の状態や治療効果を長く保つ視点が重視されていた。
初日の講演からは、本人らしさを残しながら肌や組織の状態を整え、それを長期的に維持しようとする美容医療の方向性が見えてきた。
色素治療では、メラニンなど色素を減らすばかりではなく、皮膚全体の状態を考慮した治療戦略について紹介されていた。
韓国の美容医療を巡る講演では、「prevention(予防)」「naturalness(自然さ)」「glass skin」「longevity(長期的な健康)」などがキーワードとして示された。
美容医療を提供するクリニックのあり方としては、継続して選ばれる医療機関をどう作るかが大きなテーマとされていた。
AMWC Japan 2026は13日も続く。注入治療やEBD(エネルギーバースデバイス)、再生医療、各国の美容医療の違いなどを巡り、世界の医師による議論がさらに展開される予定だ。
