ゼオスキンとは
ゼオスキンとは、アメリカの医師、ゼイン・オバジ氏が35年以上の研究結果をもとにして作ったスキンケアブランドです。
あらゆる肌悩みを改善へ導き、健康で美しい肌を目指す製品とプログラムが用意されています。
基本的に美容クリニックなどの医療機関のみの取り扱いとなっており、購入するには医師の診察が必要です。
ゼオスキンの効果とは
ゼオスキン製品に含まれるビタミンA(レチノール)やハイドロキノンなどの成分によって、シミやシワ、ニキビや毛穴など、様々な肌悩み改善が期待できます。
継続使用で効果を実感する製品のため、肌状態にあった成分が配合されているものを選ぶ必要がありますが、人によっては「美容施術と同等の効果があった」という声もあるほど。
自宅で高い肌質改善を目指したい時に効果的なスキンケアです。
ゼオスキンと市販のスキンケアの違いは?
市販されているスキンケアの多くは、肌の角質層(肌表面)を保湿させることが目的となっており、使用を中止すると元の肌状態に戻ってしまうものがほとんどです。
ゼオスキンは医師が処方する外用薬を組み合わせたり、肌状態に合わせて製品をカスタマイズすることで、表皮層だけでなく・真皮層まで有効成分を浸透させ、「トラブルの起こりにくい健康な肌を目指すスキンケア」といえます。
ゼオスキンの主な効果4つ
ゼオスキンには肌の保湿以外に、大きく以下4つの効果が期待できるとされています。
- 毛穴
- ニキビ・ニキビ跡
- シミ
- シワ
毛穴改善効果
ゼオスキンは皮膚のターンオーバーを正常化し、毛穴の皮脂詰まりを予防・改善します。
また、抗酸化力に優れているため、皮脂が酸化して黒ずみ炎症に繋がることを防ぐのです。
肌全体のハリが増すことで、加齢によるたるみ毛穴も目立ちにくくなります。
ニキビ・ニキビ跡改善
ニキビは過剰な皮脂・毛穴の詰まり・アクネ菌の増殖によって発生します。
ゼオスキンには皮脂の分泌量を調整し、角栓ができにくい肌へと導く効果があります。
毛穴が詰まりにくくなることでアクネ菌が増えにくい肌状態となり、ニキビをできにくくするのです。
また、肌代謝を促進しながらニキビの炎症による色素沈着を防ぐことで、ニキビ跡の予防・改善効果も期待できます。
シミ改善
シミは、紫外線を浴びることで肌がメラニン色素を過剰に生成することが主な原因です。
ゼオスキンは紫外線から肌を守り、ダメージを修復する「光老化対策」が可能なスキンケアのため、肌の防御力とメラニン色素の排出力を同時に高めることで、シミ予防と改善効果が期待できます。
シワ改善
肌は紫外線などのダメージによってコラーゲンが減少し、シワになります。
ゼオスキンには肌のハリ・弾力を支えるコラーゲンやエラスチンの生成を促す効果があり、肌の厚みを増すことで小ジワを目立ちにくくすることが期待できるのです。
ゼオスキンの効果を支える美容成分
美容マニアからも絶賛されるゼオスキンの効果の理由は、美肌作りを強力にサポートする成分が豊富に配合されているから。
代表的な成分を3つご紹介します。
※ゼオスキンには複数の製品があり、下記の成分が全製品へ配合されているわけではありません。
ビタミンA(レチノール)
ビタミンA(レチノール)は、紫外線ダメージを緩和させ、ダメージを修復する効果があります。
エイジングケアに欠かせない成分ともいわれており、肌代謝やコラーゲンやヒアルロン酸の生成を促進させることで、肌全体の若返りを目指せるのです。
ビタミンAは6つの形態に分かれており、それぞれ刺激の強さや特徴が異なります。
いきなりビタミンAが不足している肌へ大量のビタミンAを補給すると「A反応」とよばれる皮むけや赤みが出ることも。
A反応が心配な人は、まず穏やかな「守りのレチノール」と称される「パルミチン酸レチノール」が配合されたアイテムから始めるとよいでしょう。
トレチノイン
トレチノインは医師による処方が必要な医療用医薬品です。アメリカではニキビの治療薬として認可されていますが、日本国内では自由診療で処方される未承認薬となります。
トレチノインはビタミンAの一種ですが、肌に作用する力はレチノールの50〜100倍ともいわれており、使用するほとんどの人に皮むけや赤み、かゆみ、ヒリつきなどの症状がでます。
しかし、あらゆる肌悩みをまとめて改善に導くことが話題となり、マスク生活中に試してみたいという人が増えているようです。
ゼオスキンでは「セラピューティック」というプログラムのみトレチノインを使用しますが、ハイドロキノン配合美容液「ミラミックス」との併用で高い効果を発揮するとされています。
ハイドロキノン
ハイドロキノンは、シミのもととなるメラニン色素を作る「メラノサイト」に作用します。
過剰なメラニン生成を抑えながらくすみを改善し、肌の色ムラを整える効果があるのです。
ゼオスキンでは「ミラミン」と「ミラミックス」に配合されています。
ハイドロキノンは厚生労働省により市販品への配合濃度が2%までと決められていますが、ゼオスキンは医師による診察の上で販売となるので、4%と高濃度で配合されているのが特徴です。
ゼオスキンで失敗…効果がないと感じた場合の対処法
肌や目的に合わない製品を使用することで、「ゼオスキンで失敗した」と感じることがあります。
特に人気のプログラムである「セラピューティック」は、皮むけや赤み・かゆみといった症状が強く出やすいため、人前に出る機会や結婚式など大事な予定がある場合は、途中で挫折してしまう人もいます。
また、ゼオスキンは肌のターンオーバーを促す効果に優れています。
このため、一時的にニキビが増えることで「肌荒れした」と感じることも。
ゼオスキンは数ヶ月間の継続使用で肌変化を実感するスキンケアのため、無理なく使い切れるアイテムやプログラムについて、購入前にしっかり医師と相談することが失敗を避けるポイントとなります。
使用後、肌に違和感や不安な点が生じた場合は、すぐ購入したクリニックへ相談し、使用量や頻度、アイテムの見直しについて相談するとよいでしょう。
ゼオスキンの皮むけはいつまで続くの?
ゼオスキン製品による皮むけ、使用するアイテムやプログラムによって症状が異なります。
複数あるプログラムの中で最も皮むけしやすい「セラピューティックプログラム」の場合、特に最初の4〜6週間の間は皮むけや赤みが目立ち、その後徐々に落ち着いていくことが多いです。
また、「ゼオスキン=皮むけしなければ効果がない」ということではありません。
皮むけのリスクが少ないマイルドなコースや単品使用でも肌質改善や美肌効果を期待できるので、医師と相談し、自分の生活習慣や肌質に合ったものを継続使用しましょう。
ゼオスキンで人気のスキンケアをご紹介
ゼオスキンの洗顔料について
ゼオスキンには3つの洗顔料があります。
全てダブル洗顔不要となっており、肌質に合わせて選べます。 乾燥肌〜脂性肌まで、全ての肌タイプに対応できるので、季節や肌状態によって使い分けている人も多いようです。
ゼオスキンの化粧水・バランサートナー
出典:https://www.cutera.jp/zoskinhealth/products/cleanse.html#BalancerToner
ゼオスキンの化粧水は「バランサートナー」のみです。
市販の保湿を目的とした化粧水とは異なり、肌のpHバランスを整えながら、後に使用する美容液などの浸透をサポートする効果があります。
ターンオーバーを促進して不要な角質を取り、過剰な皮脂を抑えるので、角栓予防やニキビ跡の改善サポート効果も期待できます。
繰り返すニキビや肌のざらつき、くすみ、ごわつきが気になる時におすすめです。
ハイドロキノン配合美容液・ミラミン/ ミラミックス
ミラミン・ミラミックス共に「最強の美白剤」ともよばれるハイドロキノン4%配合美容液です。
2つの製品に共通する効果は、シミやくすみの予防・改善、肌の色ムラを整えることですが、大きな違いは「使用方法」と「肌に作用する場所」です。
ミラミン
出典:https://www.cutera.jp/zoskinhealth/products/cream_hq.html#Melamin
単体で使用し、肌の表面部分に作用する
ミラミックス
出典:https://www.cutera.jp/zoskinhealth/products/cream_hq.html#Melamix
処方薬「トレチノイン」と併用し、ミラミンよりも深い層(表皮基底層)まで作用する
使用方法や肌質を医師と相談の上で、どちらを使用するかについて決めるとよいでしょう。
ベーシックケア・マイルドなビタミンA
毎日朝晩使いやすい穏やかなビタミンA(パルミチン酸レチノール)が配合された美容クリームが2種類あります。
デイリーPD
出典:https://www.cutera.jp/zoskinhealth/products/cream_basiccare.html#Daily-PD
ゼオスキンの中でも高い人気を誇るデイリーPDは、肌の補正・保護ができる美容クリームです。
紫外線による肌の光老化対策や肌ダメージ回復をサポート効果で、環境ストレスや乾燥の影響を受けにくい肌を目指せます。
さっぱりとした使用感が好きな人におすすめです。
RCクリーム
出典:https://www.cutera.jp/zoskinhealth/products/cream_basiccare.html#RC-cream
セラミドが配合されており、肌のバリア機能サポート力が高く、デイリーPDよりもしっとりとした使用感のクリームです。
ビタミンA製品による「A反応」を出にくく、落ち着かせる効果も期待できます。
また、デイリーPDとRCクリームを併用することも可能です。
ゼオスキン使用中の乾燥や赤み、皮むけが気になる時に使用すると効果的でしょう。
ゼオスキンの日焼け止め
ゼオスキンには3種類の日焼け止めがあり、全てUVA、UVB、ブルーライト、近赤外線から肌を保護する効果をもちます。
また、全てクレンジング不要・洗顔料で落とせるものとなっています。
色付き・色なし・パウダータイプの中から、お好みの製品を選べます。
ゼオスキンのアイテム別・値段一覧
ゼオスキンは高いというイメージがあり、購入をためらっている人もいるのではないでしょうか。
確かにクリニックでの施術代金と同等の高額な製品もありますが、基本的に1つで数ヶ月間使用できるアイテムが多いため、コスパは良いといえるでしょう。
また、必ずしもプログラムを組みフルラインを揃える必要はなく、予算に応じて目的に合う製品のみを単品で追加することも可能です。
プログラムや製品の単品価格は、以下を参考にしてください。
ゼオスキン人気のドクターズコスメとも相性がよい
ゼオスキンは高い肌質改善効果が期待できる反面、「刺激を感じやすい」という声も耳にします。
「せっかくゼオスキン製品をたくさん揃えたのに使いきれないかも…」と諦める前に、一部のアイテムを置き換えるだけで刺激が和らぐことも!
ゼオスキン使用中の肌状態が気になる人は、以下の記事をチェックしてみてください。
ゼオスキンに期待できる主な効果に関するQ&A
Q1.ゼオスキンに期待できる主な効果は?
ゼオスキンは肌の保湿以外に以下4つの効果が期待できます。
- 毛穴
- ニキビ・ニキビ跡
- シミ
- シワ
Q2.ゼオスキンの価格は?
-
- アイテムごとに価格が変わるため、
- をご参照ください。
Q3.エンビロンやリビジョンなど、他のドクターズコスメと一緒に使える?
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- ゼオスキンは手持ちの市販品はもちろん、他のドクターズコスメと組み合わせて使用する方法も可能です。詳しくは
ゼオスキンで肌悩みを改善しよう
ゼオスキンには幅広い肌悩みに対応できるよう、豊富なラインナップが揃っています。
医療機関専売品のため、購入にはクリニックで医師の診察が必要になりますが、市販のスキンケアよりも有効成分の配合量が多く、肌質改善を目指す人にぴったりです。
自分の肌質に合う製品はどれか、一度カウンセリングを受けて検討してみるのもよいでしょう。
自宅で簡単に受けられるオンラインカウンセリングもおすすめです。